正論はすごく危険なものです。
なぜなら、今の正論と過去の正論は、状況が異なれば異なるものだからです。
過去に、その人がどういうことがあったのかによって、その人の状況における正論が作られます。
こういったことを、ちゃんと理解しなければ、人は納得して動けません。
そのためには、その瞬間だけでなく、長く付き合って相手を知っていることが必要になります。
相手のいろんなことを知っていれば、異論は許容できるからです。
正しさや明快さを追求する事はマネージャーとして大事なことですが、追求しすぎない、この見極めが、最も大事なのです。