優秀なプレイヤーで終わる人は自分を元気にする。
優秀なマネージャーとなる人はチームを元気にする。
朝オフィスに入ってきた時、プレイヤーは、自分のペースでオフィスに入ってきて、PCを立ち上げ、いつの間にか仕事を始めています。
マネージャーはオフィスに入るといろんな人の顔を見たり、声をかけたりしながら、周りに着火していきます。これは体育会系のノリとは違います。無理に盛り上げていこうとするのではなく、場の状況を感じ取って、相手を見て声をかけるのです。
私も本当はキャラクター的には黙って仕事に取り掛かりたいタイプなのですが、マネージャーとしてはそれではいけないので、意識的に変えてきました。
マネージャーとして成果を上げていくには、周りのメンバーから、この人と一緒に働きたいと思われることが必要十分条件です。そうなる理由は2つ。1つは、その人みたいに仕事ができるようになりたいと言う仕事上の尊敬をもたれること。もう一つは、この人は自分を受け入れてくれているという、安心感があることです。
(柴田励司)「上司の常識は、部下にとって非常識」より。