「私は忙しすぎる。悩んだりする暇はない」
これは、第二次世界大戦がたけなわであった頃、
1日18時間の勤務を続けていた、
ウインストン・チャーチルの言葉です。
惨めな気持ちになる秘訣は、
自分が幸福であるか否かについて
考える暇を持つことだ。
裏を返せばそんなことを考えないことだ。
手に唾をつけて忙しく働こう。
そうすれば血の巡りが良くなり、
頭脳も回転し始めるだろう。
まもなく体内の生命力が
激しい勢いでほとばしり、
心の中から
悩みを一掃してしまうだろう。
多忙を求め、
多忙を維持するんだ。
これこそ地球上に
存在する
最も安価な治療薬であり、
しかも絶大な効果を
有するものなのだ。
悩みの習慣を打ち切る
第一の鉄則を掲げよう。
忙しい状態でいること。
悩みを抱えた人間は、
絶望感に負けないために
身を粉にして
活動しなければならない。
(デール・カーネギー)