ジョセフ・マーフィー博士について
ジョセフマーフィー博士は、アイルランドの牧師です。
生年は1898年5月20日、没年は1981年12月16日。83歳でした。
マーフィー博士はニューソート派の牧師でした。ニューソート派とは、「気持ちを明るく保つことによって運命が開ける」と言う考えを持っている会派です。
ニューソートは宗教改革時にカルヴァンに処刑されたセルヴェトスを発端とし、哲学者カントに『一視霊者の夢』を書かせたスウェーデンボルグを源流としています。
成功哲学と言われるものの源流をたどれば、このキリスト教の宗派の1つのニューソートに行き着くことがわかります。ジョセフマーフィー博士の他、有名なニューソートの考えを持つ成功者にはナポレオン・ヒルがいます。
ニューソートの考えの基本は、「思えば叶う」「考えは現実化する」というものです。ポジティブシンキングとか積極思考などとも言われています。
ともすれば呪術的なものに思われるかもしれませんが、その効果を感じている人も多く、実際に、「私は成功する」という信念を持っている人は、普段の自信や行動に影響し、実際に成功しやすくなるものと考えられています。
最近では「ザ・シークレット」のロンダ・バーンなども、このような流れを組んでいると思われます。
さてマーフィー博士についてですが、彼は青年時代に悪性腫瘍を患った時、潜在意識に呼びかけを行い、心理的療法によって完治をしています。この時に潜在意識の力について興味を持ったと言われています。
マーフィー博士はアイルランド人ですが、アメリカに渡り、ロサンゼルスの教会で28年にわたり牧師を務めていました。教育家、講演家としても活躍し、ラジオやテレビにも出演をしていました。また、多くの著作があり、日本でもたくさんの著書が翻訳されています。
ジョセフ・マーフィー博士の名言・格言8選
自分の潜在意識に常、に明るい希望と期待に満ちた言葉を語りかけましょう。
そうすると、万能の潜在意識は、あなたの状態を明るくし、あなたの希望と期待を現実のものとするように、ひとりでに動き出すのです。
自分を害するような考えをせずに積極的な考えを選ぶだけで、あなたは運命そのものを動かしていることになるのです。
あなたは本当に幸運や富裕や健康を望んでおり、しかもそれを否定する気分がないなら、その願望は必ず実現します。
常に積極的な言葉を、あなたの潜在意識に話しかけ続けてください。
潜在意識は、あなたの言葉を1度引き取ったら、それを実現しないではおかないのです。
積極的な言葉を繰り返しているうちに、あなた自身が変わってきます。
あなたの知り合いの人を眺めてごらんなさい。
ちゃんと自分の道を歩んで成功した人は、悪い暗示を受け付けない癖、心構えを持っていることがわかるでしょう。
あなたが何か考えを持っていたとします。
例えば自分は医者になりたいと言う考えを持っていたとしたします。そして自分が白衣を着て治療に当たっている姿を目に浮かべます。
目に浮かべるビジュアライズのことを「考え」と言うことにします。
この考えが種です。この種子をはっきりさせたら、それを潜在意識に引き渡すのです。これが種まきです。そうすれば、その種子は必ず芽を出し成長します。
種子が芽を出すためには日光がいります。これは信念に相当しましょう。
水もいります。これは実感に相当します。
除草もいります。これはダメだと言う声が聞こえたときすぐに、それを切り捨てる決断に相当します。
まず良い種を、良い考えを選びましょう。そして、その考えを抱きしめ、実感を持って繰り返し、悲劇的な考えが出たときでも、すぐにそれを切り捨てるようにしていますと、必ず種子は立派に成長し実を結びます。
自分の潜在意識に常、に明るい希望と期待に満ちた言葉を語りかけましょう。
そうすると、万能の潜在意識は、あなたの状態を明るくし、あなたの希望と期待を現実のものとするように、ひとりでに動き出すのです。
自分を害するような考えをせずに積極的な考えを選ぶだけで、あなたは運命そのものを動かしていることになるのです。
あなたの知り合いの人を眺めてごらんなさい。
ちゃんと自分の道を歩んで成功した人は、悪い暗示を受け付けない癖、心構えを持っていることがわかるでしょう。
願望実現したいときどうしたらいいのかなどということに、いろいろ気をつかってはいけません。
反対者を予想してもいけませんし、意思の力を使ってもいけません。
意識する心の知性を使ってもいけません。
全く自由に子供のように信じるのです。
あなたの問題が健康の事であれ、お金のことであれ、勤め先の事であれ、その問題がうまく解決したのを実感するのです。これが潜在意識に本当にまかしせた印なのです。
感ずること、あなたの願望が達成された状態にあると今感ずるようにしなさい。
くつろいでのんきにやってください。